この記事の結論
三重県庁対策では、観光・地域交通・こども・産業を優先します。どのテーマでも、地域・対象者・原因を絞り、県の広域機能と市町村・企業・地域の役割を分けて書きます。
1. 試験形式と対象
| 区分 | 形式 | 対象 |
|---|---|---|
| A試験・行政Ⅰ/行政Ⅱ | 90分・1,200字 | 大学卒業程度の一般行政 |
試験方式は変更される場合があります。公式の採用案内で受験年度の区分、実施日、答案用紙の指示を確認してください。
2. 近年の出題傾向
| 分析軸 | 過去問から見えること | 対策 |
|---|---|---|
| 計画活用 | 行政IIでは総合計画からテーマを選ぶ形式が継続 | 計画名の暗記ではなく、課題・対象・主体・指標へ変換する |
| 観光・交流 | リニア、観光、インバウンドを出題 | 伊勢志摩等の魅力と二次交通、滞在、消費、地域住民との両立まで書く |
| 暮らしの基盤 | 地域公共交通、こどもの安心を直接出題 | 県・市町・事業者・地域の役割を分け、届きにくい人への支援を置く |
| 県内の地域差 | 北勢から東紀州まで条件が大きく異なる | 県内一律の施策にせず、広域調整と地域別実装を組み合わせる |
3. 設問を答案へ変換する手順
1条件を抜く
対象、地域、求められた行為を確認。
→
2原因を絞る
県内事情から二つ以内に整理。
→
3県の役割へ
広域基盤と市町村支援を具体化。
県の役割として使いやすい五つの機能
- 広域調整:複数市町村、国、隣県、事業者をつなぐ
- 共通基盤:データ、システム、交通、防災、相談体制を整える
- 専門支援:市町村や事業者へ人材・知見・研修を提供する
- 実証と横展開:モデル地域で試し、効果検証後に県内へ広げる
- 進行管理:利用率、定着率、到達時間等の成果指標で改善する
4. 時間配分
| 割合 | 作業 | 確認点 |
|---|---|---|
| 15% | 設問分析・構成 | 問い、対象、原因、取組二本、効果を決める |
| 75% | 執筆 | 県の役割、連携、実施方法を段落ごとに置く |
| 10% | 推敲 | 問い漏れ、主語、重複、因果関係、表記を確認 |
5. 答案構成
| 部分 | 目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 結論 | 10% | 誰の何をどう変えるか |
| 現状・問題 | 20% | 地域・対象・不利益を具体化 |
| 原因 | 15% | 施策で変えられる原因に絞る |
| 取組1 | 20% | 県が整える広域基盤 |
| 取組2 | 20% | 市町村・企業・地域との実装 |
| 実施・効果 | 15% | 担い手、段階実施、成果指標 |
6. 三重県らしい答案にする視点
- 北勢・中勢・伊勢志摩・伊賀・東紀州の地域条件を分ける
- 観光・産業振興を交通、防災、暮らしの持続可能性と結ぶ
- 県は市町を越える交通網、産業、人材、防災の調整を担う
7. 優先して準備したい3テーマ
以下は公式の出題予告ではなく、公開過去問と現行計画を重ねた当サイトの分析です。
若者の定着と良質な雇用
産業転換、人材育成、住まい・交通、県内企業との接点を一体化する。
持続可能な観光と地域交通
インバウンドの回復を、二次交通、滞在、消費、住民生活との両立へつなぐ。
南海トラフ地震に備える地域
事前防災、要配慮者支援、受援、事業継続、生活再建までを段階別に書く。
予測の位置付け同じ題の再出題を断定せず、分野を横断して使える課題・原因・主体・施策の引き出しを作ります。
8. 公式計画で施策を具体化する
傾向をつかんだら、総合計画と分野別計画で県の課題認識、対象、役割、取組方向を確認します。
次に読む三重県庁の計画・戦略→