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政令指定都市 過去問

大阪市の論文過去問一覧|事務行政・デジタル・社会人

大阪市職員採用試験の論文・企画論文を、事務行政(22-25)、事務行政(26-34)、行政・デジタルなどの区分に分けて年度別に整理しました。問題文はページ内で読めます。

2026年9月15日

このページの掲載方針

大阪市公式の採用試験問題例、ご提供いただいた令和5~7年度の問題資料、過去問データをもとに、令和5~7年度は問題文を試験区分・年度別に転記し、それ以前は出題内容を年度別に整理しています。PDFそのものを掲載するのではなく、本文をこのページで確認できる形にしています。

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試験概要

試験区分、年齢要件、時間、出題方法は変更される場合があります。最新の試験要綱を必ず確認してください。

1. 令和7~5年度の全掲載区分

令和7年度(2025年度)

事務行政(22-25)行政:地域コミュニティ

大阪市では、少人数世帯・高齢単身世帯の増加や、マンションなど共同住宅の増加といった地域コミュニティを取り巻く社会環境の変化に加え、個人の生活様式や価値観の多様化が進展したことにより、人と人とのつながりの希薄化が進んでいることから、地域コミュニティの組織基盤を強化する必要性が顕在化している。

このような状況を踏まえ、地域コミュニティの組織基盤の機能低下により生じうる課題を具体的に説明し、その解決策について具体案を提示し、あなたの考えを述べなさい。

事務行政(22-25)デジタル:2040年と自治体DX

2040年問題とも言われる生産年齢人口の減少に伴う労働力の絶対量の不足が想定されている中で、社会環境の変化、地域課題や社会ニーズが複雑化、多様化している。このような変化に対応するため、大阪市ではデータやデジタル技術の活用によって市民QoL(生活の質)及び都市力を向上させることをめざして「Re-Designおおさか~大阪市DX戦略~」を策定し、本格的にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいる。

大阪市DX戦略では、市民や事業者のニーズを正しくとらえ、行政サービスそのものやその提供スタイルを進化させ、リアルの大阪市の魅力を活かしつつデジタルの力を融合させることで、Well-beingを実感できる都市へと成長・発展させていくこととしている。

そこで、行政におけるDXの意義と必要性について述べた上で、DXを推進することで2040年に向け大阪市はどのような自治体をめざすべきかを、以下のキーワード群から3つ以上のキーワードを用い、具体的に論じなさい。用いたキーワードについては、その意味も併せて説明しなさい。

キーワード群アジャイル、オープンデータ、オムニチャンネル、クラウドサービス、サービスデザイン、シビックテック、シングルサインオン、デジタルツイン、データ駆動型、デジタル3原則、データ連携、バーチャル市役所、パーソナルデータ、ビッグデータ、プッシュ型、マイナンバー、メタバース、レジリエンス、AI、API、BPR、EBPM、EMS、GビズID、IoE、MaaS、RPA、SaaS、UI・UX、3Dデータ、5G

消防吏員A:救急行政サービス

高齢化の進展等により、救急件数の増加が予測される中、充実した施策の推進と良質な救急活動の実施により、救命率の維持向上を図る必要がある。大阪市において「良質な救急行政サービス」を提供するにあたり、具体的にどのような取組が効果的か、あなたの考えを述べなさい。

事務行政(26-34)行政:少子高齢化と持続可能性

社会経済状況について、急速な少子高齢化の進行は、人口構造の変化をもたらし、経済、市民生活、医療・福祉、まちづくりの各分野に大きな影響を及ぼし、社会全体の活力低下を招くことが懸念されている。こうした状況のもと、将来にわたり大阪が発展していくためには、将来に明るい希望を持てるまちとしていく必要があるが、具体的にどのような取組や市民生活への支援が有効と考えるか、財政面の持続可能性も考慮しながら具体的に提案しなさい。

事務行政(26-34)デジタル:AIを活用した行政サービス

近年、デジタル技術の進展はめざましく、特に、AI技術(生成AIを含む)の進化を、自治体のサービスにどのように活かすことができるかに注目が集まっています。これまでに培った自身の知識や経験を踏まえ、次の1~3に沿って、論理的かつ具体的に述べなさい。

  1. 行政機関の特性を考慮した上で、行政サービスへデジタル技術を活用する際、行政機関に期待されること
  2. AI技術の可能性及び課題
  3. 上記1・2を踏まえた具体的な行政サービスの提案

社会人等社会福祉:新しい認知症観

共生社会の実現を推進するための認知症基本法に基づき策定された「認知症施策推進基本計画」に示されている「新しい認知症観」について説明しなさい。また、この「新しい認知症観」に基づいて認知症施策を推進するにあたり、地方自治体にはどのような取組が求められるか、あなたが特に重要と考える取組を3つ挙げ、それぞれについて具体的に述べなさい。

令和6年度(2024年度)

事務行政(22-25)行政:「住み続けたいまち大阪」

大阪市においては、子育て世代への重点投資により現役世代の活力を生み出し、その活力を高齢者にも還元する流れを作るとともに、真に支援を必要とする方へのサポートも充実させるなど、子どもや子育て世代だけでなく、誰もがいつまでも住みたい、住み続けたいまちを実現する必要がある。あなたが考える「住み続けたいまち大阪」とはどういったものか説明し、また、それを実現するためにどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。

事務行政(22-25)デジタル:市民QoL・都市力とDX

大阪市では、データやデジタル技術の活用を前提に、市民QoL(生活の質)の向上及び都市力の向上をめざすため、令和5年4月に「Re-Designおおさか~大阪市DX戦略~」を施行し、本格的にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいる。2040年問題と言われるように、近い将来、生産年齢人口の減少に伴う労働力の絶対量の不足が想定されている中、社会環境の変化、地域課題や社会ニーズが複雑化、多様化している。

このような変化に対応するため、大阪市はどのような自治体をめざすべきだと考えるか。大阪市がめざす「市民QoL(生活の質)の向上」又は「都市力の向上」という観点を踏まえ、大阪市のめざすべき姿を具体的に提案し、その実現のためにどのようにデータやデジタル技術を活用していくのか、以下のキーワード群から3つ以上のキーワードを用いて述べなさい。

キーワード群アジャイル、ウェアラブルデバイス、オープンデータ、クラウドサービス、シングルサインオン、デジタルツイン、データ連携、ドローン、ノーコードツール・ローコードツール、パーソナルデータ、ビッグデータ、マイナンバー、メタバース、ロボット、AI、API、ASP、BI、BPR、EBPM、IoT、MaaS、RPA、SaaS、UI・UX、3Dデータ

消防吏員A:地域特性を踏まえた火災予防

大阪市は、令和4年の火災件数は643件で前年に比べて7.9%増加している一方で、近年は映画館やスーパーマーケット、宿泊施設や商業施設等の様々な集客施設が立ち並び、市民はもとより国内外から多くの人々が集まる都市である。そのような大阪市の地域特性はもちろん、インバウンドの増加等の変わり続ける情勢を的確に捉えた火災予防をするためには、どのような取組が必要であるか、あなたの考えを述べなさい。

事務行政(26-34)行政:魅力ある職場

本格的な少子高齢・人口減少社会が到来する中、職員一人ひとりが安心して働くことのできる魅力ある職場を実現し、ワーク・ライフ・バランスの推進や多様な働き方ができる勤務環境の構築が求められている。そこで、より良い職場環境を構築するための有効な方策や本市が果たすべき役割について、公務員としての倫理観やコストも念頭におきながら具体的に提案しなさい。

事務行政(26-34)デジタル:テーマ別の行政サービス提案

大阪市では、デジタル技術の活用を前提に、市民QoL(生活の質)の向上及び都市力の向上に繋げるため、令和5年4月に「Re-Designおおさか~大阪市DX戦略~」を施行し、DXを推進しているところである。そこで、次のテーマ群より1つ以上のテーマを選び、そのテーマに関する取組について、あなたがこれまでに培った知識や経験を踏まえて、デジタル技術の活用を前提とした新たな行政サービス又は既存の行政サービスへの改善や工夫を、その提供方法も含めて提案しなさい。また、そのデジタル技術を前提としたサービスにより、市民の生活にどのようなメリットが生まれるか、具体的に述べなさい。なお、冒頭に選んだテーマを明示すること。

テーマ群ライフイベント、防災、防犯、子育て、教育、福祉、健康、観光・イベント、インフラ、交通、ごみ・環境、救急・消防、まちづくり

社会人等社会福祉(有資格・社会人経験者):児童虐待

  1. こども家庭庁の統計を踏まえ、児童虐待の主な虐待者、虐待の種類、虐待に至る要因の3点から現状を述べなさい。
  2. その現状を踏まえ、児童虐待を防止するために特に重要と考える自治体の役割について、具体的に述べなさい。

社会人等社会福祉(47-54):児童虐待

本市においては、令和4年度のこども相談センターにおける児童虐待相談件数が6,319件、区保健福祉センターでの相談件数合計が1,654件となっているが(いずれも速報値)、児童虐待相談件数は、全国的にも依然として高い数字で推移しており、深刻な状況となっている。

そこで、児童虐待を防止するために、自治体が果たすべき役割について、あなたの考えを述べなさい。

令和5年度(2023年度)

事務行政(22-25)行政:子ども・子育て世代

大阪市は、誰もがいつまでも住み続けたい「にぎやかで活気あふれるまち大阪」をめざして市政運営に取り組んでいます。特に、大阪の未来を担う子ども、またその子どもを育てる世帯に重点投資をし、将来にわたり大阪が発展する土台作りを着実に進めることを重視しています。大阪の未来を担う子ども、またその子どもを育てる世代が暮らしやすいと思うまちとはどういったものか、また、それを実現するための具体策をあげ、あなたの考えを述べなさい。

事務行政(22-25)デジタル:10年後の大阪市

大阪市では、デジタル技術の活用を前提に、市民QoL(生活の質)の向上及び都市力の向上に繋げるため、令和5年4月に「Re-Designおおさか~大阪市DX戦略~」を施行し、本格的にDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取組むこととしています。そこで、次の6つのテーマから1つを選び、あなたが大阪市職員として実現したい10年後の大阪市の姿を自由に述べなさい。また、そのために必要なデジタル技術とその活用方法を具体的に提案しなさい。なお、冒頭に選んだテーマを明示すること。

テーマサービス、にぎわい、あんしん、やさしさ、つながり、しごと

消防吏員A:自助・共助意識

今後発生が危惧される南海トラフ巨大地震や風水害等の大規模災害に対応していくためには、公助だけでは全ての災害に対応することは困難であり、地域住民の自助・共助が重要となる。地域住民の自助・共助意識を高めるためには、市民への啓発活動として、具体的にどのような取組が効果的か、あなたの考えを述べなさい。

事務行政(26-34)行政:地域経済と市民生活

コロナ禍から社会経済活動の正常化が進む一方で、国際情勢の変化等による物価高騰などによって、市民生活は大きな影響を受けている。このような状況の中、地域経済の活性化を進め、誰もが安心して暮らすことができるまちづくりを推進していくために、どのような取組や市民生活への支援が有効と考えるか、財政面の持続可能性も考慮しながら具体的に提案しなさい。

事務行政(26-34)デジタル:新たな行政サービス

これまでに培った知識や経験を踏まえて、デジタル技術の活用を前提とした新たな行政サービス又は既存の行政サービスへの改善や工夫を、その提供方法も含めて提案しなさい。また、そのサービスにより、市民の生活にどのようなメリットが生まれるか、具体的に述べなさい。

社会人等社会福祉(有資格・社会人経験者):社会的孤立

生活に困りごとを抱えながら社会的孤立の状態にある世帯を把握し、相談支援に結び付けるにあたって、自治体に求められる役割について具体的に述べなさい。

社会人等社会福祉(46-53):生活困窮者支援

本市においては、生活困窮者からの新規相談受付件数が政令市の中でも高く、複合的な課題を抱えている相談者が多い。また、生活保護受給世帯数も高止まりしており、そのような課題を抱えた方々に対し、引き続き、幅広い対応を行っていく必要がある。

そこで、生活に困りごとを抱えている方々に対する相談支援に関し、自治体に求められる役割について、あなたの考えを述べなさい。

2. 事務行政(22-25)行政の過去問

直近3年度は前節に全文を掲載しています。令和4年度以前の問題は次のとおりです。

年度出題内容
2022年度コロナを乗り越えた先にある大阪の成長・発展を確かなものとするため、あなたが考える「魅力と活力あふれる大阪」と、その実現のための具体策を述べなさい。
2021年度「経済成長に向けた戦略の実行」「都市インフラの充実」「防災力の強化」「成長産業の育成」から1つを選び、課題と解決策を述べなさい。
2020年度人口構造の変化による税収減少や行政需要増大を踏まえ、行政サービスを安定して提供するための課題と解決策を述べなさい。再試験では、プラスチックごみ問題と地方自治体の役割が出題された。
2019年度自然災害による被害を最小限に抑えるための防災上の課題と、地方自治体の役割について述べなさい。
2018年度地域ブランドの向上が重要である理由を、地方自治体の背景や課題とともに述べなさい。
2017年度地域コミュニティの機能低下により生じる課題と解決策を述べなさい。
2016年度国際競争力、インフラ更新、防災、高齢者対応から2つを取り上げ、今後の都市政策のあるべき姿を論じなさい。
2015年度公務として取り組む課題と業務の範囲をどう考えるべきか。その状況下で公務を目指す理由を経験等に基づいて述べなさい。
2014年度行政経営が必要とされる背景、目的、メリットを説明し、実現上の課題への具体的な取組を述べなさい。
2013年度海外留学者数の減少、またはごみ屋敷問題から1問を選び、原因・影響や住民・行政の対応を論じなさい。
2012年度大学の秋入学への賛否、またはクラブ活動で掃除に人が集まらない問題について、原因・対策・説得文を述べなさい。
2011年度災害時における市民、NPO・ボランティア、行政の役割と協働の効果、実行のプロセスを述べなさい。
2010年度厳しい財政状況のもとで、施策の選択と集中はどうあるべきかを述べなさい。
2009年度暮らしやすいまちとは何か。また大阪市をより暮らしやすくするための行政の取組を述べなさい。
2008年度市民の創造的なアイデアや力を活かし、元気な大阪を実現するために行政がすべきことを述べなさい。

3. 事務行政(22-25)デジタルの過去問

年度出題内容
2025年度2040年に向けた自治体像を、DXの意義・必要性と指定キーワード3つ以上を用いて論じる。
2024年度市民QoL又は都市力の向上を踏まえた大阪市の姿と、データ・デジタル技術の活用を提案する。
2023年度6テーマから1つを選び、10年後の大阪市の姿と必要なデジタル技術を提案する。
2022年度サービスDX、都市・まちDX、行政DXから1つを選び、市民QoL向上に資する取組を提案する。

4. 事務行政(26-34)行政の過去問

年度出題内容
2025年度少子高齢化の中で明るい希望を持てるまちにする取組を、財政面の持続可能性も考慮して提案。
2024年度魅力ある職場環境の方策と大阪市の役割を、倫理観とコストも踏まえて提案。
2023年度物価高騰下の地域経済活性化と市民生活支援を、財政面も考慮して提案。
2022年度持続可能な地域社会と、その実現に向けて大阪市が果たす役割を提案。
2021年度感染拡大防止と市民生活・経済活動を両立するための市役所の役割。
2020年度自助・共助の防災意識を高める事業を、コストも念頭に提案。再試験は若年層を含む投票率向上策。
2019年度インバウンドの賑わいを持続的な地域経済活性化につなげる事業。
2018年度健康寿命の延伸に資する効率的・効果的な事業。
2017年度温暖化対策への住民意識を高める効率的・効果的な事業。

5. 事務行政(26-34)デジタルの過去問

年度出題内容
2025年度行政機関への期待、AIの可能性・課題、具体的な行政サービスを3段階で論じる。
2024年度13テーマから選び、デジタル技術を前提とした行政サービスと市民のメリットを提案。
2023年度知識・経験を踏まえ、新規又は既存の行政サービスの改善と提供方法、市民のメリットを提案。
2022年度自治体の課題を、デジタル技術によってどう変革・解決するかを経験に基づいて述べる。

6. 模範解答例

令和5年度「子ども・子育て世代」の答案例

ご提供いただいた答案例では、子育て世帯の孤立を課題として捉え、子育て支援拠点を中心に、退職教員・保育士や地域住民と子育て世帯を結ぶ支援ネットワークを提案しています。

行政による研修、複数人で見守る安全な場、地域商店街で利用できる活動ポイントなど、担い手・実施場所・安全性・参加の動機まで具体化している点が参考になります。

予想テーマの模範解答

過去問の傾向と大阪市の方針を踏まえた予想テーマは、公務員試験論文道場の大阪市役所向け教材で案内されています。購入前に対象年度・試験区分を確認してください。

過去問で実際に練習する

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構成・論点・具体性を確認し、直した課題と取組を本番用に保存できます。