神戸市役所の論文・作文例題一覧
神戸市が公式に公表している論文・論作文・作文の例題を、問題文のまま整理しました。大学卒では、神戸市の政策判断を踏まえ、持続可能な都市と地域コミュニティを具体的に論じる力が問われます。
1. 大学卒の試験形式
| 対象区分 | 実施段階 | 配点 | 時間・字数 |
|---|---|---|---|
| 大学卒 基礎的能力・専門試験方式 | 第3次試験 | 100点 | 試験案内には記載なし |
令和8年度試験案内では、論文は第3次試験で実施され、配点は100点です。公開されている試験案内には時間・字数の記載がないため、推測値は掲載していません。
2. 大学卒|タワーマンションと地域コミュニティ
都心部へのタワーマンション建設は短期的な人口を増やすことができますが、持続可能なまちを目指す神戸市では、タワーマンションが林立することには市全体にとってデメリットがあると考え、三宮周辺の商業エリアを「都心機能誘導地区」と指定し、2020年7月からタワーマンションなど大規模な住宅の建築を一定制限しています。
市場原理に任せてタワーマンションが増加するとどのようなデメリットがあると考えられるかについて述べ、タワーマンションの建設に頼らない、これからの神戸市が目指すべき住居エリアや地域コミュニティのあり方について、あなたの考えを具体的に述べなさい。
3. 高専・短大卒|行政DX
神戸市では、2021年4月に、「働き方改革(業務改革)ロードマップ2.0」を策定し、デジタル技術を積極的に活用しながら、行政のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むこととしています。
具体的には、2025年度までに、7割の行政手続きをオンラインや郵送で行えることを目指しており、神戸市への電子申請や届出は、神戸市が運営するWEBサイト「e-KOBE」を利用して、証明書や児童手当などの申請をオンラインで行うことができます。また、業務に当たっては、2024年2月より、市職員全員を対象に生成AIの本格利用を開始し、業務効率の改善や新しいアイデア出し等に活用するなどしています。
このようなデジタルを活用した業務改革におけるメリットやデメリットにはどのようなものがあるか、利用者としての市民側と、業務改革を行っている行政側のそれぞれの視点から具体的に述べなさい。
4. 高校卒|コベカツ
少子化が進む中で、部活動の休部・廃部が相次ぎ、学校単位での活動の維持が難しくなっています。また全国的に教員不足も深刻になっており、教員が顧問を担う仕組みは限界に近づいています。
そこで、神戸市では2026年度中に中学校の部活動を終了し、生徒が地域の方々とともに活動する「KOBE◆KATSU(コベカツ)」を開始します。「コベカツ」の活動内容はいわゆる運動競技に限らず、料理やeスポーツなども含まれ、活動主体としては、スポーツ・文化芸術団体、大学、民間企業、NPOなど、地域で活動されている団体を想定しています。保護者や部活動OBの方などが複数名で協力して活動団体を立ち上げて活動することも可能です。
この「コベカツ」の導入は、中学生や子どもを持つ市民にとって、どのようなメリットがあると考えられるか、また、想定される課題はなにか、あなたの考えを述べなさい。
5. 障がい者対象
6月実施|公園と緑
現在、神戸市内には約1,700の公園があり、政令指定都市の中では1人当たりの公園面積がトップクラスで、緑豊かな都市だと言えます。緑を増やす取り組みのメリットにはどんなものがあるか、一方でどのような課題が考えられるか、さらにその課題解決のためにできることは何かについて、あなたの考えを具体的に述べなさい。
9月実施|行政手続きのスマート化
神戸市では、「e-KOBE(神戸市スマート申請システム)」というインターネットを通じた行政手続きサービスを導入しています。たとえば市民税の申告など、これまで区役所の窓口に行かなければ手続きできなかったものを、自宅のパソコンやスマートフォンで完結させることができます。
このような、行政手続きのスマート化(インターネットで行えるようになること)のメリットと課題はどのようなものがあると考えられるか書きなさい。
6. 育児休業等代替任期付職員|優先順位
仕事では、複数の業務を同時に進めなければならない場面や、期限が迫る中で効率よく成果を出すことが求められる場面があります。
こうした状況で、あなたはどのように優先順位を決め、限られた時間を有効に使う工夫をしますか。これまでの経験を踏まえながら、具体的な方法や心がけ、その理由について、あなたの考えを述べなさい。
傾向と書き方