兵庫県庁の論文過去問一覧|大卒事務系
兵庫県職員の事務系職種(大卒程度・通常枠)で出題された論文課題を、県が公開する公式PDFから整理しました。
試験形式
令和7年度の事務系職種(大卒程度・通常枠)は、論文1題・60分・800字です。過年度や他区分は形式が異なる場合があるため、受験年度の試験案内を確認してください。
令和7年度(2025年度):防災・減災社会
昨年の能登半島地震の発生や初めての南海トラフ地震臨時情報の発表、近年激甚化・頻発化する豪雨災害、そして、近い将来発生が懸念される南海トラフ地震など、今私たちは自然災害の脅威にさらされています。
そこで、30年の節目を迎えた阪神・淡路大震災をはじめ、これまでの自然災害からの教訓を踏まえた目指すべき防災・減災社会の姿について記載するとともに、その実現に向けて、県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
令和6年度(2024年度):少子化・子育て
日本の出生数は減少し、少子化傾向が急速に進展しており、国では、次元の異なる少子化対策の実現に向けた取組を推進しています。
こうした中、本県では、少子化の進展を踏まえ、「ひょうご子ども・子育て未来プラン」を策定し、「若者が就業・結婚・子育てに夢を持てる兵庫」を重点テーマとし、地域における少子化対策・子育て支援を総合的・体系的に展開しているところです。
そこで、安心して子育てできる兵庫の実現に向けて、現状や課題と本県において取り組むべき施策について、あなたの考えを述べなさい。
令和5年度(2023年度):スマート兵庫
「ChatGPT」のような文章や画像を自動的に作り出す生成AIなど、デジタル技術は急速に進歩し、人々の生活に広く活用される段階に移行しつつあります。少子高齢化等の深刻な社会課題に対応するためには、デジタル技術を最大限に活用し、行政分野の生産性や利便性を向上させる必要があります。
こうした中、本県では、令和4年10月に「スマート兵庫戦略」を策定し、県全域でデジタル実装を加速化し、県民誰もがデジタルの恩恵を享受でき、自らのニーズに応じたサービスを選択できる「スマート兵庫」の実現に向けた取組を推進しています。
そこで、「スマート兵庫戦略」における4つの柱(Ⅰ 行政のデジタル化、Ⅱ 暮らしのデジタル化、Ⅲ 産業のデジタル化、Ⅳ デジタル社会を支える基盤を確立)を踏まえ、誰も取り残されることのない社会の実現に向けて、県としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べなさい。
令和4年度(2022年度):SDGs
SDGsは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指すための2030年を年限とする国際目標で、2015年9月の国連サミットで採択されました。兵庫県もSDGs先進県としてブランド力を高めるため、「兵庫県SDGs推進本部」を設置しています。
そこで、SDGsが掲げられた経緯や自治体がSDGsに取り組む意義を踏まえ、目標3(保健)、7(エネルギー)、9(インフラ・産業化・イノベーション)、11(持続可能な都市)、13(気候変動)のうち、あなたが最も関心のあるものについて記載するとともに、その実現に向け、県としてどのような取組を行うべきか、あなたの考えを述べなさい。
令和3年度(2021年度):すこやか兵庫
人口減少や少子高齢化、自然災害の激甚化など様々な課題に直面する一方、AI(人工知能)や情報通信技術の発達など、未来につながる動きが加速化しています。
こうした中、兵庫県では、今後の兵庫の未来を示す羅針盤として「兵庫2030年の展望」を策定し、生活、人、産業、地域のすべてがバランスした「すこやか兵庫」の実現を目指しています。
そこで、「兵庫2030年の展望」を策定した背景や、展望の3つの基本方針及びそれに基づく主な取組の方向性を記載した上で、あなたが考える「すこやか兵庫」とはどのような社会か、また、その実現に向け、どのような取組を行うべきかを述べなさい。
過去問の傾向
| 共通点 | 答案で必要なこと |
|---|---|
| 県の計画・経験を提示 | 背景と計画の目的を短く整理する |
| 目指す社会像を問う | 県民の生活や行動の変化で示す |
| 県の取組を問う | 市町支援、広域調整、共通基盤を具体化する |
| 包摂性を重視 | 地域差・年齢・デジタル格差を考慮する |
傾向と書き方